帝京三(山梨2位)は、木更津総合(千葉1位)に完封負けを喫し、初戦敗退となった。今秋から指揮を執る大牧大輔監督は「選手はよく頑張ってくれました。ミスをしても一生懸命、全力疾走をしていた」とたたえた。

正捕手の黒川颯太捕手(2年)をケガで欠く中、木更津総合は積極的に足を使った攻撃を仕掛けてきた。「(正捕手不在を)相手に見抜かれた。それでもみんなカバーしていた」と、好守備も光り、7回までは0-1と粘りをみせた。

打線は木更津総合の先発、越井颯一郎投手(2年)の直球を狙っていたが、予想よりも変化球の割合が多かった。指揮官は「とにかく、打てなかった」と反省。今後に向けては「パワーとスピードが課題です」と話した。