有力校はまんべんなく分散した印象だが、やぐらの右半分に強豪がひしめく。優勝候補の大阪桐蔭は前田悠伍投手を擁し、強打も自慢で鳴門と対戦。初戦最後の登場で30日予定の決勝まで8日間で5試合の過密日程になる。球数制限も、焦点になりそうだ。
【センバツ】大阪桐蔭は鳴門、佐々木麟太郎の花巻東は市和歌山/組み合わせ一覧
今大会の目玉は高校通算50本塁打の花巻東・佐々木麟太郎内野手だ。第5日に対戦する市和歌山は、好投手の米田天翼投手がどう抑えるか注目だ。昨秋、関東大会優勝の明秀学園日立も第5日に登場。花巻東とともに勝ち進めば、優勝候補同士が早くも2戦目で相まみえる。
話題の1年生スラッガーは大会序盤から登場する。九州大会王者の九州国際大付は佐倉侠史朗内野手が主砲で、北海道を制したクラークと第1日に対戦。第2日には真鍋慧内野手を擁する中国大会優勝の広陵が、北信越大会を制した敦賀気比と戦う。第3日は1年生の好打者が激突する。山梨学院は昨秋打率5割超の高橋海翔内野手が主軸を張り、広角に打ち分ける水野岳斗外野手を擁する木更津総合としのぎを削る。
京都国際は大会屈指の左腕、森下瑠大投手がカギを握る。国学院久我山はイチロー氏の指導を生かせるか。ともに戦力は充実し、頂点をうかがう。
昨年に続いて同一都府県以外はフリー抽選になった。同地区の強豪校対決こそなかったが、甲子園V経験校対決がめじろ押し。大阪桐蔭-鳴門、広陵-敦賀気比、高知-東洋大姫路の3カードだ。21世紀枠では、只見が東海4強から逆転選出された大垣日大に挑む。【酒井俊作】

