【第3試合(午後2時)九州国際大付(福岡)-広陵(広島)】

両校が勝ち上がり、2回戦屈指の好カードが生まれた。開幕前から注目された2年生スラッガーの中で、九州国際大付・佐倉〓(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗、広陵・真鍋慧が早くも直接対決。佐倉はクラーク(北海道)戦は4打数無安打ながら、延長10回サヨナラ左邪犠飛でチームを勝利に導いた。“持っている”強打者だ。

対する真鍋は敦賀気比(福井)戦で3安打1打点と活躍。真鍋を含めた中軸3人が全員3安打を打ち、打線全体でも17安打と当たっており、広陵のチーム力をアピールする初戦突破になった。

2回戦に向け、真鍋は「佐倉君より先にホームランを打ちたい」と公言。目が離せない試合になる。