昨秋九州王者の九州国際大付(福岡)が中国王者の広陵(広島)を逆転で破り、11年ぶりの8強入りを決めた。

1回に失策から1点の先制を許すも2回に逆転。2死満塁から1番黒田義信外野手(3年)が右前に2点適時打を放った。黒田は8回にも2点適時三塁打を放つなど4安打4打点の活躍で勝利に貢献した。

先発の香西一希(3年)は1回に味方の失策で1点を失ったが2回以降、粘りの投球でスコアボードにゼロを並べた。注目2年生スラッガーの真鍋も1安打に抑え自責ゼロで完投した。

センバツ優勝3回と春に強い広陵は強力打線が香西の前に1点止まり。12年ぶりの8強入りを逃した。