大阪桐蔭が国学院久我山(東京)に19安打13点の猛打で快勝。根尾、藤原らで春夏連覇した2018年以来、4年ぶりの決勝進出を決めた。明日31日の決勝で同じ近畿勢の近江(滋賀)と対戦。センバツ4度目の優勝を目指す。夏は5度優勝している。この白星で西谷浩一監督は甲子園通算60勝目(歴代2位)を挙げた。

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打線が1回から猛攻。2死二塁から4番丸山の右前適時打、さらに二、三塁から6番田井の2点適時打で計3点を先制。3回には4連打で2点。さらに1死二、三塁から8番鈴木の適時二塁打で2点追加。2死後、1番伊藤の適時打で計5得点。4番丸山は8打席連続安打の大会タイ記録をマークした。

4回に暴投で1点を加えると6回、3番松尾の左越え2ランで11点目を挙げた。大阪桐蔭の本塁打はこれが今大会7本目。1大会最多記録は1984年PL学園(清原3、桑田2、黒木、旗手、鈴木各1)の8本。

8回にも丸山の適時打で2点を加えた。

守っては先発の川原が好投。3回までパーフェクト。7回を2失点に抑えた。8回からは別所が登板した。

国学院久我山は投手陣が序盤から大阪桐蔭の猛攻を受け大量失点。6回に2点、9回にも2点を返したが完敗。初めての決勝進出を逃した。

◆毎回安打 大阪桐蔭が記録。今大会の星稜(対大垣日大)以来。