仙台城南は先発の対馬温斗内野手(3年)が、9回を3安打1失点で古川工に完投勝ち。大崎中央は気仙沼を6-3で下した。

<仙台城南4-1古川工>

3点リードの9回2死、最後の打者を遊直に打ち取り、仙台城南・対馬は表情を崩した。「味方の守備に助けられながら、完投することができた」。9回を3安打1失点の好投。キレのある直球を軸に、緩いカーブを織り交ぜた。2回から7回まではノーヒット投球。8回に1死満塁のピンチを招くも、この回を最少失点でしのいだ。「全試合投げ切るつもりでやっていきたい」と次戦を見据えた。

■大崎中央・島貫が6回2安打、安定感抜群

<大崎中央6-3気仙沼>

大崎中央先発の背番号10島貫晃翠投手(3年)が6回を2安打、無四死球と安定感抜群の投球。立ち上がりからストライク先行を意識。打者の反応を見ながら、直球とスライダーを丁寧に投げ分けた。奪三振はわずか2で、持ち味の打たせて取る投球を貫いた。「味方の守備が落ち着いてプレーしてくれたので、自分らしい投球をすることができた」と納得の表情で振り返った。