兵庫大会が行われ、昨夏の甲子園8強校、神戸国際大付が御影との接戦を制し、2回戦に進んだ。2点リードの8回から1年生右腕の津嘉山憲志郎投手が救援登板。2イニングを無安打5奪三振無失点で投げきり、公式戦デビューを快投で飾った。神戸高塚、星陵も初戦を突破した。

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神戸高塚は主将の一打で試合を決定づけた。2-2同点で迎えた7回裏2死一塁、4番で主将の安室彪斗捕手(3年)が左翼越えの勝ち越し二塁打。「調子が悪かったが振り切った結果越えた」。そこまで3打席2三振だったが、勝負どころで結果を出した。西谷佳晃監督(30)は「このチームは彼が中心。彼が打ってくれたことで流れが来た」とたたえた。