春の全道王者・札幌第一が10年ぶりの夏甲子園へ向けコールド発進した。

1回2死満塁から押し出し四球で先制。3回に4点、4回には5点を加えるなど、10安打12得点で相手を圧倒した。投げては先発左腕の渥美嘉成投手(3年)が4回2安打無失点。「先のことを考えず、1イニングずつていねいに投げることができた。相手がどこでも勝つこと以外考えていない」と5日の地区代表決定戦(相手未定)を見据えていた。

▼5番で2安打1打点2四死球で全打席出塁し勝利に貢献した札幌第一・田中佑弥主将(3年) 初戦が大事なのでしっかり入っていくぞと思っていた。内容とかは別として勝てたのはよかった。

▼コールド負けで最後の夏を終えた千歳・井坂陸王(りお)主将(3年) いつも課題にしている守備から崩れてしまった。いつも通りできていれば、もう少しいい試合ができたのかなと思う。