1988年準V以来、3度目の夏甲子園を目指す福岡第一が、10安打7得点で快勝発進だ。期待の5番末永弥雅斗(やまと)外野手(3年)が、2安打4打点で打線をけん引した。

4回2死二塁のチャンスで「ランナーが出たら真っすぐを狙っていた。手応え十分でした」。内角直球をとらえ、公式戦通算6号となる左越え2点本塁打で先制点を挙げた。

さらに、8回1死満塁で、「右中間の意識でした」と、狙い通り右中間2点二塁打で主軸の役目を果たした。