立教新座が初戦を辛勝した。

4点を追う7回、先頭の3番浅見龍彦外野手(3年)の死球などで2死満塁の好機をつくり、打席には長谷川健太内野手(2年)。右方向へのフライを打ち上げ万事休す…とみられたが、強風にあおられ、ボールは右翼手、一塁手、二塁手の間にポトリと落ちるラッキーな適時打に。3人の走者が生還し1点差に迫ると、さらに佐藤駿内野手(3年)の左前打、木村優成内野手(3年)の中前適時打で逆転した。

8回に中越え三塁打で追加点を挙げた宇畑直斗内野手(3年)は「普段は緊張するけどリラックスして打席に入れた」と振り返った。次戦は15日、桶川-草加南の勝者と戦う。「やることをしっかりやって一戦必勝で勝ちたい」と気を引き締めた。【星夏穂】