3年ぶり11度目の夏の甲子園出場を目指す花巻東が、7-0の7回コールドで初戦を突破した。

高校通算73本塁打の佐々木麟太郎内野手(2年)は「3番一塁」で出場。3打数無安打1四球で本塁打は出なかったが、打線がつながり、快勝した。

初回に高校通算52本塁打の田代旭捕手(3年)の犠飛で先制した。2回には2本の適時打で加点。3回には小沢修外野手(3年)が2ランを放ってリードを5点に広げた。5回にも小沢の適時打などで2点を奪い、コールド勝ちを収めた。投げては直前のメンバー変更で入った先発・吉田幸永投手(3年)が6回2安打無失点、最終イニングを熊谷陸投手(2年)が無安打無失点で締めた。

花巻地区対決を8安打7得点で制した。田代は「緊張していたが、初戦を終えてホッとしている。打線は流れが良く、テンポ良く点数が取れた」と手応えを示した。注目の佐々木麟は無安打に終わったが、田代は主将であり、4番を打つ立場。「初戦で緊張し、硬くなっていた部分があったと思う。打てないときは自分がカバーしたい」と力を込めた。

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