3年ぶり7度目出場の鵡川が、07年以来の夏の甲子園出場を目指す駒大苫小牧に競り勝ち、06年以来16年ぶりの南北海道大会勝利を挙げた。

同点の7回1死一塁、1番今富龍覇(りょうま)外野手(3年)が右越え適時二塁打を放ち、勝ち越し。8回から登板した後藤大輝投手(3年)が2回2安打4奪三振無失点の好投で締めた。

今富は「インコースの変化球を芯でとらえることができた。目標は甲子園ですが、まずは1勝できてうれしい」と笑顔で話した。

昨春就任の小池啓之監督(70)は、旭川南の監督を務めていた13年夏以来9年ぶり道大会勝利。監督としての南北海道大会勝利は初めてで「選手も私もまだまだ未熟なところがある。またこれから練習です」と謙虚に話した。