雨天で2日間順延された準決勝が行われ、鶴岡東が新庄東に7－0で7回コールド勝ち。山形中央は東海大山形の猛追を振り切り、9－8で逃げ切った。決勝は今日25日午後1時から行われる。

鶴岡東が3年ぶりの甲子園出場に王手をかけた。鶴岡東は初回1死一、二塁で、4番前田夢翔内野手（3年）が左適時打を放つなど2点を先制。3回にも松原憂羽外野手（2年）の中犠飛で3点目。続く2死一、二塁で渡辺千尋投手（3年）が中越えに二塁打を放ち、5－0とリードを広げた。さらに6－0で迎えた6回2死二塁の場面で、前田が右中間へ二塁打を放ち、ダメ押しの7点目。前田はこの日2安打2打点と4番の責任を果たした。投げては背番号11をつけた渡辺が7回を投げ、初の決勝進出を狙った新庄東打線を散発3安打、10三振を奪う好投で勝利に貢献した。