昨秋王者で第2シード・東海大相模が第3シード・横浜創学館を下し、3年ぶりの決勝進出(20年独自大会のぞく)を決めた。

3-2と1点リードの6回無死。4番右翼で先発出場した背番号「1」の求航太郎外野手(3年)が、左中間上段に飛び込む1発を放ち、試合を決定づけた。求は「あんな飛ぶとは思わなかったです」と昨秋以来の公式戦本塁打に驚くと、原俊介監督(44)は「非常にいい場面で打ってくれた。勇気づけられました」とたたえた。

神奈川高校野球を盛り上げてきた東海大相模、横浜創学館の両校だが、夏の大会で対戦するのはこれが初めてだった(横浜創学館の前校名・横浜商工時代を含む)。

決勝は27日、昨夏王者の横浜と対戦する。求は「大舞台でも自分たちの『アグレッシブ・ベースボール』が出来たら勝てると思う。一戦必勝で戦いたい」と意気込んだ。

「神奈川大会スコア速報」はこちら>>