昨夏4強の社がエースの好投で、夏の甲子園初出場に王手をかけた。

今大会初先発となった芝本琳平投手(3年)は最速147キロの直球を武器にテンポの良い投球で三振を量産。7回途中1失点8奪三振の好投を見せた。

打っては4番の笠井康生捕手(3年)の左前への先制打などで着実に得点を重ねた。終始リードを許さない試合運びで決勝進出を決めた。

山本巧監督は「局面、局面での判断力が向上した。全員でしっかり試合運びが出来ている」とナインをたたえた。

芝本は「夏甲子園に行く初めてのエースとして、甲子園に行くことしか考えていない」と04年のセンバツ以来、夏では初となる甲子園に向け力強く話した。

決勝は28日、昨夏王者の神戸国際大付と戦う。