二松学舎大付が、連覇を達成した。優勝は2年連続5回目。甲子園へ3季連続での出場を決めた。

市原勝人監督(57)もベンチ前で笑顔を見せた。

3回1死三塁、中川龍斗内野手(2年)の中犠飛で1点を先制。

4回2死一、二塁、菊池真伍内野手(3年)の左前にポトリと落ちる適時打で1点を追加した。

6回にも3点を追加し、リードを広げた。

先発は背番号1の辻大雅投手(3年)。走者を背負いながらも粘り強い投球で、7回途中1失点。2番手は重川創思投手(2年)が好リリーフし、追加点を与えなかった。

市原勝人監督(57)は「苦しかったですね。夏・春・夏の3季連続(甲子園出場)いけるようにとやってきて、やっとたどり着けた。(甲子園では)先輩たちは1勝しかできなかったので、それを超えて2勝、3勝とやっていきたい」と話した。

◆二松学舎大付 1948年(昭23)創立の私立校。生徒数703人(女子376人)。野球部は58年創部で部員数は65人。主なOBはカブス鈴木誠也、巨人大江竜聖、秋広優人ら。甲子園出場は春6度、夏は5度目。所在地は千代田区九段南2の1の32。鵜飼敦之校長。

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