第104回全国高校野球選手権大会の大会本部は10日、新型コロナウイルスの集団感染と判断されていた九州国際大付(福岡)が予定通り、11日第3試合で明徳義塾(高知)と対戦すると発表した。

大会期間中に改定された新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに基づき、登録選手を2人入れ替えてチーム編成を行った。

また、大会本部は試合前72時間以内に、入れ替えの2人を含むチーム全員の陰性をPCR検査で確認。もともと陽性判定を受けていた選手は、保健所が指定した療養期間が終了したため、試合への出場を認めた。

九州国際大付は、大会前に複数の体調不良者が発生。5日の開会式リハーサルと6日の開会式を欠席し、7日から散歩や体操などの練習を再開していた。楠城徹監督(71)は、8日のオンライン取材で「状態がいい者から使います。幸い主力は元気で、心配しなくていいかなと思う」と明かしていた。

◆新たに登録された選手(<>の数字は背番号) <7>今村治輝外野手(1年)<14>宮崎雄大外野手(1年)

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