優勝候補の大阪桐蔭を苦しめた旭川大高(北北海道)の8番打者、一ノ戸空生行(あいあん)外野手(3年)の打撃フォームがネット上で話題となっている。両足を大きく広げ、164センチの体をさらに小さく見せる独特の低い構え方。地方大会のときから同様で、投手にストライクゾーンを狭く感じさせることが狙いだという。「長打が打てる方ではない。少しでも相手が嫌がることをして役に立ちたい」と話していた。

3打数無安打だったが、“全国デビュー”となったこの日は相手が注目校だったこともあり、SNS上では「名前だけでも珍しすぎるのに、バッティングフォームがもっと珍しかった」、「クセが強すぎる」、「何年か前の元阪神の上本選手のフォームを更に重心を低くしたみたいな構えだな。独特のフォームでかっこいい!」とコメントが続いた。