聖光学院(福島)が敦賀気比(福井)に快勝。6年ぶり5度目のベスト8入りを果たした。1回戦で日大三、2回戦で横浜、そして敦賀気比と、甲子園で優勝経験のある強豪を次々と倒した。東北勢は仙台育英(宮城)に続き2校が8強に残った。

聖光学院は18日の準々決勝で九州学院(熊本)と対戦。春夏通じて初めての4強入りを目指す。

1回、3番安田淳平外野手(3年)の適時二塁打で先制。2回に同点に追いつかれると3回、安田の右越え2ランなどで3点を勝ち越し。5回には8番生田目陽内野手(3年)の適時打、1番赤堀颯内野手(3年)の適時三塁打などで4点を加え試合を決めた。

守ってはエース佐山未来(3年)が好投。1、2回こそ長打を許したが7回を6安打1失点に抑えた。8回からは左腕の小林剛介(3年)が登板し抑えた。

敦賀気比は2戦連続2桁安打をマークしていた強力打線が1点止まり。投手陣も打ち込まれ2年連続の8強入りを逃した。