日本高野連は22日、第30回U18ワールドカップ(W杯)(9月9~18日、米国フロリダ州)に出場する高校日本代表を発表した。3季連続で甲子園4強入りの近江・山田、通算67本塁打の高松商・浅野、優勝した仙台育英のエース古川ら、今夏甲子園を盛り上げた選手を中心に20人が選出された。

今夏の甲子園未出場からは2人。攻守ともに高いレベルを誇る履正社・光弘、高校通算32本塁打の広陵・内海の両内野手が代表入り。指揮を執る馬淵史郎監督(66=明徳義塾)は「投手を中心とした堅い守りと機動力を使って、好機を確実に得点に結び付ける攻撃が、日本の目指す野球。スタッフ、選手一丸となり、日本を代表して戦うという誇りを持って大会に挑みます」とコメントした。チームは28日から始動。31日には大学日本代表との壮行試合も予定される。主将に選ばれた山田を中心に、初の頂点をつかみとる。