身長178センチ、体重110キロのスラッガーが大きな1発を放った。今夏県準優勝の東海大相模が、春県王者の桐光学園を破り、8強入りを果たした。試合を決める3ランを放った松本ジョセフ内野手(2年)は「スライダーに絞っていて、ちょうど来ました」と冷静に振り返った。
公式戦初本塁打が貴重な追加点となった。2-0と2点リードの6回1死一、二塁。6番の松本は、4球目の高めスライダーを振り抜くと、打球は左中間席へ。高校通算本塁打は「20本くらいですかね。意識しないために、あまり数えないようにしています」という、アメリカ人の父を持つ神奈川生まれの長距離砲が、チームに勝利を呼んだ。
原俊介監督(45)は「のせながらでたしたね。『ジョセフ、振れ!』と声をかけて。今日は試合前から打ちそうな雰囲気がありました」。試合前に同校グラウンドで行った打撃練習では、バックスクリーンを越える本塁打を放っていたという。恐怖の6番打者が、輝きをみせた。

