来春のセンバツを目指す東北大会が山形県で開幕。今夏甲子園4強の聖光学院(福島)が初戦を突破し8強入りした。

2-1で迎えた4回、失策なども絡み4点を失い逆転された。それでも6回に5点を奪って再逆転。9-6で利府(宮城)を振り切った。

八戸工大一(青森)は5点を追う9回裏、1点差に迫りなおも無死満塁。連続三振で2死と追い込まれたが6番藤島がフルカウントから左中間に逆転サヨナラ打を放ち明桜(秋田)を破った。

この他、山形城北が田村(福島)に快勝。由利(秋田)は弘前東(青森)を破り8強入りした。

今夏の甲子園で仙台育英(宮城)が東北勢悲願の初優勝。荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがたでは深紅の大優勝旗が展示され多くのファンが記念撮影するなどしていた。

その仙台育英は明日11日に登場。青森山田と対戦する。また佐々木麟太郎を要する花巻東(岩手)も明日、鶴岡東(山形)と初戦を戦う。

来春センバツは記念大会で、出場校が4校増え36校に。東北地区は増枠され一般枠は2校から3校となる。4強入りを果たせばセンバツ出場の可能性が膨らむだけに、明日以降も激しい戦いが予想される。