午後5時から「プロ野球ドラフト会議 Supported by リポビタンD」が都内で行われる。巨人がドラフト1位での指名を表明している高松商・浅野翔吾外野手(3年)が会見を行う同校では、午後2時前に報道陣の受け付けを開始。会見場のセッティングなど、着々と準備が進められている。

高松商から直接ドラフト入団となれば、73年阪神2位の植上健治以来。高卒での1位指名なら同校史上初となる。

高松商出身のドラフト1位指名は、関西国際大、大阪ガスを経て12年ドラフトでロッテに入団した松永昂大以来となる。

◆浅野翔吾(あさの・しょうご)2004年(平16)11月24日生まれ、香川県高松市出身。小学3年時に屋島スポーツ少年団(現屋島シーホークス)で野球を始め、屋島中では捕手。中3時にU15日本代表に選出され、アジア選手権優勝。高松商では1年夏の代替大会からベンチ入り。外野手で2、3年夏の甲子園出場。高校通算68本塁打で甲子園通算4本塁打。U18W杯日本代表。目標の選手はアストロズのアルテューベ。171センチ、86キロ。右投げ両打ち。

◆高松商 1900年(明33)に市立校として創立。商業科と情報数理科、英語実務科からなる。生徒数905人(女子549人)。野球部は1909年創部。甲子園出場は春27度、夏は22度目。春夏2度ずつ優勝。主なOBは水原茂(元巨人監督)、広島末包昇大、ロッテ松永昂大ら。高松市松島町1の18の54。渡辺浩三校長。