秋季東海地区高校野球大会が、22日に静岡県内で開幕する。2年ぶり4度目の出場となる加藤学園(静岡3位)は、同日の1回戦で至学館(愛知2位)と対戦。愛知出身の左腕・吉川慧(けい)投手(2年)が、地元チームとの一戦に向けて闘志を燃やしている。
今月11日の組み合わせ抽選会。愛知尾州ボーイズでチームメートだった小鹿隼翔(おじか・はやと)投手(2年)らが所属する至学館が、初戦の相手に決まった。吉川は「楽しみ。成長した姿を見せたい」と気持ちを高ぶらせた。
県大会では2試合に先発。準々決勝・浜松開誠館戦(8○5)で5回2失点と好投も、準決勝・常葉大橘戦(1●11)では2回1/3 6失点(自責4)と崩れた。同大会後は「1球の大切さ」を念頭に週3回、ブルペン入り。「浮いた球は簡単に打たれる。常に低めを意識してきた」。気を引き締めて、準備してきた。
来春センバツの参考資料となる今大会。米山学監督(44)は「総力戦。(吉川の)先発も十分にある」と話す。応えるように吉川は「県3位の自分たちは挑戦者。1戦1戦、戦っていきたい。どこが相手でも、やることは変わらない。自分のリズムでしっかり投げたい」と力を込めた。頭は冷静に保ち、出番を待つ。
◆吉川慧(よしかわ・けい)2006年(平18)1月25日、愛知県一宮市生まれ。小2から西尾張スラッガーズで野球を始め、中学は愛知尾州ボーイズ。家族は両親、双子の兄。左投げ左打ち。172センチ、75キロ。血液型A。

