来春センバツの参考資料となる秋季大会は13日の東京決勝で東海大菅生が8－2で二松学舎大付を破り、全地区の日程が終了した。来年1月27日の選考会でセンバツ出場36校（一般選考枠32、21世紀枠3、明治神宮大会枠1）が決まる。

一般選考の近畿6枠は優勝した大阪桐蔭（大阪）をはじめベスト4は戦いぶり、地域性などから当確。残り2校は8強の中でも総合力の高い履正社（大阪）と、大阪桐蔭に善戦した彦根総合（滋賀）が1歩リード。高田商（奈良）と社（兵庫）の公立勢が続く。

記念大会のため関東・東京は1枠増の7。関東4強と東京を制した東海大菅生は順当。関東の5校目は作新学院（栃木）が最有力。両地区の比較になる最後の1枠は、関東8強の横浜（神奈川）と東京2位の二松学舎大付の勝負か。東海大菅生に1点差負けの日大三が浮上する可能性もある。

北海道は優勝のクラークが確実。

3枠の東北は決勝進出の2校と能代松陽（秋田）か。

北信越は決勝に残った福井2校が有力。1枠増で3の東海は決勝の2校と、好投手擁する大垣日大（岐阜）が優位。

中国・四国は1枠増の6。決勝に進んだ4校は当確。次いで中国は鳥取城北（鳥取）。

四国は高知（高知）と鳴門（徳島）が争う。

4枠の九州は例年通り4強が順当に選ばれそう。

他に、18日開幕の明治神宮大会優勝校の地区に1枠与えられ、21世紀枠で3校が選ばれる。【アマ野球担当＝柏原誠】

【北海道】（1校）

優勝　　◎　クラーク

準優勝　△　北海

【東北】（3校）

優勝　　◎　仙台育英（宮城）

準優勝　○　東北（宮城）

4強　　 ○　能代松陽（秋田）

4強　 △　聖光学院（福島）

【関東・東京】（7校）

優勝　 ◎　山梨学院（山梨）

準優勝　◎　専大松戸（千葉）

4強　 ○　高崎健康福祉大高崎（群馬）

4強　 ○　慶応（神奈川）

8強　 △　作新学院（栃木）

8強　 △　昌平（埼玉）

8強　 △　山村学園（埼玉）

8強　 △　横浜（神奈川）

優勝　 ◎　東海大菅生

準優勝　△　二松学舎大付

4強　 △　帝京

4強　 △　日大三

【東海】（3校）

優勝　 ◎　東邦（愛知）

準優勝　◎　常葉大菊川（静岡）

4強　 ○　大垣日大（岐阜）

4強　 △　加藤学園（静岡）

【北信越】（2校）

優勝　 ◎　北陸（福井）

準優勝　○　敦賀気比（福井）

4強　 △　松商学園（長野）

4強　 △　福井商（福井）

【近畿】（6校）

優勝　 ◎　大阪桐蔭（大阪）

準優勝　◎　報徳学園（兵庫）

4強　 ◎　龍谷大平安（京都）

4強　 ◎　智弁和歌山（和歌山）

8強　 △　彦根総合（滋賀）

8強　 △　履正社（大阪）

8強　 △　高田商（奈良）

8強　 △　社（兵庫）

【中国・四国】（6校）

優勝　 ◎　広陵（広島）

準優勝　○　光（山口）

4強　 △　鳥取城北（鳥取）

4強　 △　高川学園（山口）

優勝　 ◎　英明（香川）

準優勝　○　高松商（香川）

4強　 △　高知（高知）

4強　 △　鳴門（徳島）

【九州】（4校）

優勝　 ◎　沖縄尚学（沖縄）

準優勝　○　長崎日大（長崎）

4強　 △　海星（長崎）

4強　 △　大分商（大分）

◎＝当確　○＝有力　△＝微妙