4年ぶりにセンバツに出場する龍谷大平安(京都)のセンバツ出場壮行会が14日、同校で開かれ、主将の山口翔梧内野手(3年)が決意を語った。

全国最多の42度目のセンバツ出場へ、壮行会には生徒や学校関係者、保護者ら総勢約500人が集結。センバツへ選手を送り出した。山口は「自分たちのチームは決して力のあるチームではありませんが、団結力のあるまとまりのあるチームです。甲子園では1戦1戦粘り強く戦っていきたい」と力強く宣言。原田英彦監督(62)は「こういう雰囲気になるといよいよです。しっかり調整して、しっかりした気持ちで、明るく元気な強い集団を全国で見せつけてほしい」と選手を鼓舞した。

壮行会では選手の入退場時など吹奏楽での演奏もあり、「彼らを勇気づけるのは吹奏楽。どうぞ後押ししてください。熱いご声援よろしくお願いします」とアルプスからの後押しもお願いした。

大会第4日の初戦では長崎日大と対戦する。山口は「初戦を取って、その流れで優勝を目指したい」と14年以来、9年ぶりの日本一を誓った。