第95回選抜高校野球(18日開幕、甲子園)開会式のリハーサルが17日、甲子園で行われた。

前年準優勝の近江(滋賀)は、2年連続出場はかなわず、主将の横田悟内野手(3年)のみが出席した。昨年は西武ドラフト5位のエース・山田陽翔投手(18)が投打でチームをけん引し、春夏連続出場を果たした。山田から主将を引き継ぎ「頑張ってくれ。期待している」とエールを送られた。

今大会は同じ彦根市から彦根総合が出場する。「試合の運び方や総合力が高い。自分たちの練習にも力が入っている」とライバルの勇姿を目に焼き付ける。

この日はあいにくの曇りで気温13度と肌寒い中でのリハーサルだったが横田主将は半袖で参加。「昨日まで暖かかったので長袖を忘れてしまった。明日も半袖になると思います」と苦笑いした。

1人での開会式参加となるが「この経験を周りの選手に話せばまた戻ってきたいと思うようになる。初心に戻って再び甲子園を目指したい」と力強く語った。