今大会初の雨天中止になった。日程は1日ずれて4月1日決勝。この日登場予定だった6校が甲子園室内で練習を行った。

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履正社はWBC戦士のOB山田哲人に刺激を受けた。森沢拓海主将(3年)は同じ兵庫伊丹ヤングから山田にあこがれて入学。「堂々とプレーされていた。僕らも初の甲子園ですが自分たちの野球をして堂々と戦っていきたい。流れに乗りたいです」と決意。甲子園初采配の多田晃監督(44)は決勝のあとにLINEで祝福し「頑張ってください」とエールを送られたことを明かした。山田からはシューズのプレゼントも決まっており、テンション最高潮で仕切り直しの初戦に臨む。