大阪桐蔭・前田悠伍が2回戦の敦賀気比戦に続いて毎回奪三振。8回途中から救援した能代松陽戦でも8、9回に三振を奪っており、これで今大会は20イニング連続奪三振となった。

甲子園の連続イニング奪三振は戦前、戦後の時期など不明だが、過去に奪三振で名を残したスーパー投手と比べても20イニングは長い。センバツで大会記録の60奪三振をマークした73年江川卓(作新学院)は、小倉南戦の途中から今治西戦、広島商戦の2試合連続毎回奪三振と合わせ、連続20イニングが最長。夏の大会で1試合最多の22奪三振を記録した12年松井裕樹(桐光学園)は、今治西戦、常総学院戦で2試合連続毎回奪三振の18回が最長だった。前田はセンバツに限れば昨年も13回すべてで三振を奪っており、2年にまたがると33イニング連続となった。【織田健途】

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