磐田西はインフルエンザで部員7人(うちレギュラー4人)を欠く中、15安打8得点と打線がつながった。

4日前にチーム合流した2番・佐治康太外野手(2年)が、6打数5安打3打点。1回の先制の犠飛に始まり、延長11回には試合を決める右前2点適時打を放ち、13年ぶりの県大会出場をたぐり寄せた。「うれしい。外角直球を右方向に狙って打てた」と笑顔を見せた。山口遼太監督(34)は「逆境でも全員でよく頑張った。攻撃が成長した」と手応えを口にした。好調な打線を武器に県大会では新たな歴史を刻むつもりだ。