昌平が初優勝し、秋春連覇を達成した。マウンドに集まり、歓喜の輪ができた。黒坂洋介監督は、笑顔で選手たちとハイタッチをかわした。

初回1死二、三塁で4番に打順を上げた山根大翔内野手(2年)が適時打を放ち1点を先制。1死一、三塁から重盗でさらに1点を挙げた。

3回には1死一、二塁で斎藤陽貴捕手(3年)が適時二塁打を放つなど、4点を追加してリードを広げた。

先発は、背番号11の速球派右腕、佐藤立羽(りゅう)投手(2年)。ピンチを背負いながらも、6回を被安打5の1失点。最後は背番号1の渡辺俊輔投手(3年)がまとめた。

浦和学院は、3連覇に手が届かなかった。6回に月山隼平内野手(2年)が左越えソロを放ち、8回にも1点を追加したが、序盤の失点が響いた。