第105回全国高校野球選手権三重大会(7月7日開会式)の組み合わせが決まった。

3連覇を狙う三重は、ドラフト候補の中山勝暁投手(3年)を擁する高田と初戦でぶつかる。

 

【展望】

V3を目指す三重は強力打線を誇る。野田泰市外野手(3年)大越渉内野手(3年)ら昨年から主軸を務めたメンバーが多く、新戦力も台頭した。前田龍太朗投手(3年)の出来がカギを握る。初戦の高田戦で波に乗れるか。

いなべ総合学園は打線のつながりが強み。春は逆転勝ちの連続で県の頂点に上がった。高田陽聖(3年)中心に複数投手が踏ん張った。旧チームから経験を積んだ選手も多い。

海星は山川瑠輝内野手(2年)を軸にした打線が力強い。投手陣も複数そろえ、連戦で強みを発揮しそうだ。津商はここ5季で優勝1回、準優勝4回と抜群の安定感。松田空知投手(3年)が計算できる。今年こその思いは強い。

センバツ21世紀枠候補になった木本のほか、津田学園、皇学館、松阪商なども上位を狙う力がある。高田の中山勝暁投手(3年)はドラフト候補。三重との初戦で真価が試される。