決勝戦は、ノーシードから勝ち上がった昨夏甲子園8強の九州学院と、第3シードの東海大熊本星翔の顔合わせとなった。

昨夏、2年生ながら全国8強に貢献した九州学院の最速145キロのエース右腕、直江新(あらた)投手(3年)と、高校通算39本塁打を誇るプロ注目の東海大熊本星翔・百崎蒼生(あおい)内野手(3年)の対決に注目が集まる。

直江はゾーンを突く制球が絶妙で、要所では決め球のスプリットで相手打線を手玉に取る。百崎は、春季九州王者の有明との22日準決勝で待望の夏1号を放ち、調子を上げている。

九州学院の10度目Vか、東海大熊本星翔が18年以来3度目の優勝を決めるか。本命不在の大混戦の中で勝ち進んだ両チームの一戦は、24日午前10時にプレーボールがかかる。