U18日本代表の4番、履正社・森田大翔(はると)内野手(3年)が存在感を発揮した。

4回、先頭で一塁手の頭上を越える二塁打を放ち、チャンスをつくった。

6回にも、先頭で左翼線への二塁打を放ち、3打数2安打。「4番として(打席に)立たせてもらえる以上は、チャンスであったり、ランナーがいる場面で1本打つことが仕事だと思うので、それを意識してやっていきたいです」と話した。馬淵史郎監督(67)も「4番は森田でいいでしょう。しぶとい」と評価していた。

今夏の甲子園で2試合連続の本塁打を放った高校通算34本塁打を誇るスラッガー。オープン戦2試合連続で4番に入り連続安打をマーク中だ。木製バットにもしっかり適応しているが、実は「甲子園が終わってから、練習したのは4日です」と笑う。適応能力の高さを見せ「台湾に行ったら、勝つことが1番なので。勝つために自分ができることをやっていくだけです」と意気込んだ。