敦賀気比の8年ぶりの春勝利はならなかった。

0-0の9回2死一、二塁から2番手米田涼平投手が右前にサヨナラ打を浴び「抑えたら勝てると思って投げた。申し訳ない」と肩を落とした。春の初戦はこれで4連敗。東哲平監督(43)は「何とか勝たせてやりたかった。夏に向けて反省材料がたくさんできた。選手たちは当然悔しい。それをどう返していくかが大事」と奮起を促した。

◆3年連続登板 敦賀気比・竹下が1年夏(救援2試合)、2年春(先発1試合)に次いで登板。48年の学制改革後、北信越勢の甲子園3年連続登板は今大会の星稜・佐宗に次いで2人目。