大阪桐蔭の151キロ右腕、森陽樹(はるき)投手(2年)がいよいよ甲子園デビューを果たす。スタメンが発表され「9番投手」に森の名前が記された。

森は昨秋の近畿大会で頭角を現し、決勝の京都外大西戦では先発で7回無失点と快投をみせた。今大会前には「見ているみんなを圧倒するっていうか、誰もが驚くようなピッチングがしたい」と話していた。

北海(北海道)との1回戦では出番はなかったが、西谷浩一監督(54)は「状態も悪くないですし、しっかりとゲームをつくってほしい」と期待を寄せ、「まだ下級生なので、粗削りなところはありますけども、スケールの大きなピッチャーになってもらいたいということで、じっくりやっているところです」と話した。

身長190センチの長身を誇る怪物候補が、いよいよ聖地でベールを脱ぐ。

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