関東第一(東東京)が明徳義塾(高知)に守り勝ち5年ぶりの8強入りを決めた。
2-2で迎えた6回、無死一、三塁から5番越後駿祐内野手(2年)の適時打で勝ち越した。初球スライダーを捉えた越後は「来た球を思い切りいきました。1秒も気が抜けなかった」と接戦を振り返った。
守っては7回無死一、二塁のピンチで好守連発。まずは投手の坂井遼(3年)が、犠打を狙った投前のゴロを処理して三塁封殺。その後、二塁手の小島想生内野手(3年)と三塁手の高橋徹平内野手(3年)が、外野に抜けそうなゴロをいずれもアウトにして無失点に抑えた。
5回から救援した坂井は1点リードを守り抜き逃げ切った。2回戦の北陸戦でもリリーフで6イニングを無失点に抑えており、これで11回連続無失点となった。
米沢貴光監督(48)は「生徒たちがすごく我慢して耐えてくれた。走者を出しても点を与えないところが目指すところ。今日も我慢で勝てた」と好守連発の選手たちをたたえた。
明徳義塾は3年ぶりの8強入りを逃した。初戦の鳥取城北戦で完封した池崎安侍朗投手(2年)が3失点(自責2)完投と踏ん張ったが競り負けた。
◆関東第一対明徳義塾 甲子園では4度目の対戦で2勝2敗。過去は87年春○3-1、08年春●1-3、14年春●2-3で、00年の米沢監督就任後は初勝利。
◆東京対神奈川 準々決勝で関東第一と東海大相模が対戦する。過去の夏は東京の3勝5敗(春は3勝3敗)。80年夏には1年生の荒木大輔らを擁した早実が、決勝で愛甲猛らの横浜に4-6で敗れた。関東第一はオコエ瑠偉(現巨人)らがいた15年夏の準決勝で東海大相模と当たり、3-10で完敗。東海大相模の4番豊田寛(現阪神)に2点本塁打を浴び、吉田凌(現ロッテ)-小笠原慎之介(現中日)の継投に反撃をかわされた。

