<高校野球福岡大会:筑紫台8-7香椎>◇12日◇2回戦◇久留米

 筑紫台が最終回に4点差を逆転し、逆転サヨナラ勝ちで3回戦進出を決めた。9回は先頭打者から4連打で1点を返して追い上げ、さらに2死を取られた後に相手の失策と3安打で逆転。サヨナラの走者となった安川翔悟内野手(2年)がホームを踏むと全員がベンチから飛び出し、うれしさのあまり泣きだす選手が続出した。「びっくりしました。いままで練習試合ではひっくり返されたことしかなかったのに、よくつなぎましたね」と高義秀監督(37)は、ナインの底力にびっくりしていた。