<全国高校野球選手権:鹿屋中央2-1市和歌山>◇13日◇1回戦

 鹿屋中央(鹿児島)が、相手の判断ミスで延長12回サヨナラ勝ち。大隅半島から初の夏出場で初夏1勝をつかんだ。

 延長12回、1死一、三塁から米沢佑弥投手(3年)の二ゴロを相手二塁手が一塁へ送球する間に三塁走者がサヨナラ勝ちの本塁を踏んだ。

 米沢は「ダブルプレーだと思って必死に走った。相手が一塁に投げてきたので、三塁走者がスタートを切らなかったと思って三塁を見たらいなかった。みんなが出てきて勝ったんだと思いました」とお立ち台でうれしそうに笑った。