<神宮大会:鵡川11-6日本文理>◇初日◇15日◇高校の部1回戦◇神宮

 高校の部は、西条(四国・愛媛)と鵡川(北海道)が勝利した。

 鵡川の4番森泰一内野手(2年)が大会1号を放って逆転勝ちにつなげた。3点を先行された2回裏、無死一塁から左翼へ2ラン。176センチ、103キロの巨体を揺らしながら全力疾走でベース1周した。主将でもある森は「僕の取りえは元気さだけ。本塁打でも、全力で走ってチームを元気づけたい」。主砲の一撃に刺激されたナインはこの回、5-3と逆転。結局、先発全員の18安打11点で初戦突破した。