<高校野球埼玉大会:小川2-1山村学園>◇9日◇1回戦

 山村学園は、試合終了と同時に鈴木駿太主将(3年)が熱中症とみられる症状で倒れ、救急車で搬送された。岡本泰崇監督(35)によると体内の塩分濃度が足りなくなり、全身の筋肉がつったような状態になった。さいたま市内の病院で点滴を2本打ち、回復した。最高気温35度の中、3回には同点のホームを踏んだが惜しくもサヨナラ負け。岡本監督は「全力プレーを後輩に残してくれた」。参加3年目で初の初戦突破を目指したチーム唯一の3年生の頑張りをたたえた。