<高校野球岐阜大会:大垣日大11-2岐阜工>◇26日◇決勝◇長良川

 大垣日大がエース高田航生(3年)の好投と強力打線で岐阜工を破り、2年連続3度目の夏甲子園を決めた。初回に4番滝野要(3年)の犠飛で先制し、野崎文志(3年)の適時打などで3点を挙げた。4回にも打者一巡の猛攻で5点を挙げ試合を有利に進めた。高田は11奪三振で2試合連続の完投勝利。「いいピッチングができましたが80点。残りの20点は甲子園で勝ってから」と笑み。阪口慶三監督(70)も「文句のない勝ち方。このチームはやってくれると思う」と昨年初戦敗退のリベンジを狙う。

 ◆大垣日大

 1963年(昭38)、日本大学準付属の大垣高等学校として創立された私立校。89年に大垣日本大学高校に変更。生徒数は770人(女子397人)。野球部も創立と同時に創部され部員は47人。生徒との合言葉は「笑顔・元気・母校愛・そして、ありがとう」。所在地は岐阜県大垣市林町6の5。古田健二校長。◆Vへの足跡◆2回戦3-0本巣松陽3回戦9-2土岐商4回戦7-0揖斐準々決勝7-2中京準決勝3-1県岐阜商決勝11-2岐阜工