<高校野球西東京大会:桜美林11-0中大杉並>◇15日◇3回戦

 元パイレーツの桑田真澄氏(40)の長男で桜美林(西東京)の真樹外野手(1年)は、公式戦2戦目となる3回戦の中大杉並戦は欠場した。13日の翔陽戦では代打で四球を選んで公式戦デビューしたが、試合前のシートノックの際に右足の指を痛め、大事を取ってベンチから応援した。

 父真澄氏は「いいことばかりじゃない。ベンチで応援することをはじめ、今できることすべてがプラスになる。すべてが野球につながっている」。その言葉通り、足にアイシングしながら選手のサポートと応援に徹し、11-0の5回コールド勝ちを支えた。

 試合後、病院に直行。片桐幸宏監督(49)は足の状態について「高校生だから大丈夫でしょう」と軽症を強調した。次戦は4回戦で保谷と対戦。桑田ジュニアの活躍が注目される。