<高校野球西東京大会>◇26日◇決勝

 早実が3-0で日大鶴ケ丘を下し、斎藤佑樹(早大4年)を擁して全国優勝した06年以来、4年ぶり28度目の夏の甲子園出場を決めた。エース鈴木健介(3年)が8四球を出しながらも、粘りの投球で163球、5安打完封した。和泉実監督は(48)は「最後に苦しい試合だった。投手が弱いと言われていたが、まさか決勝で完封できるとは。バッテリー、チームの成長を感じる。想像を超えている」と話した。土屋遼太主将(3年)は優勝インタビューで「スタンドのみんな、ありがとう!」と絶叫し、「ここで満足しない。目指すのは全国制覇です」と宣言した。