「5番DH」でスタメン出場したエンゼルス大谷翔平投手(24)が、日本人メジャー選手の1年目で最多となる19号本塁打を放った。同点の3回1死一、二塁、左腕ロドンから右中間席へ勝ち越し3ラン。06年にマリナーズ城島健司がマークした18本を抜く節目の1発を、3試合連発で決めた。

大谷は今季251打数で19本塁打。1発にどれだけの打数を要するかを示す本塁打率(打数÷本塁打)は13・21でア・リーグ6位(250打席以上)。過去の日本選手と比べても、1年目の松井(38・94)と城島(28・11)を上回っている。松井は31本塁打を放った04年でも18・84で、キャリアハイは09年の16・29。大谷は規定打席に達していないが、500打数なら38発、600打数なら45発ペースとなる。現役選手の通算本塁打率トップ(3000打席以上)はヤンキースのスタントンで13・74。