アストロズの右腕フランシス・マルテス投手(23)が、薬物検査で禁止薬物の運動能力向上剤「クロミフェン」に陽性を示したとし、80試合の出場停止処分となったことが12日に発表された。

マルテスは2017年に有望株としてアストロズに入団。同年6月にメジャーデビューを果たし、救援で28試合に出場、5勝2敗、防御率5・80、31四球、69奪三振を記録した。

昨年4月に3Aの試合で肘を痛めた同選手は、8月15日にトミー・ジョン手術を受け、今季のほとんどを欠場、または全休の予定だった。

アストロズは声明で、「フランシスがこの経験から学び、再び素晴らしいキャリアに戻ってくることを願う」と述べた。