かつてエンゼルスとアスレチックスで監督を務めたボビー・ウィンクルス氏が17日に90歳で死去したことを受け、かつてロッテやメッツなどで指揮をとったボビー・バレンタイン氏が哀悼の意を表した。

ウィンクルス氏はアリゾナ州立大の野球部を名門に育てたことで知られ、1965年、67年、69年にカレッジワールドシリーズを制覇。73年から74年にエンゼルス、77年から78年までアスレチックスを率いて通算170勝213敗を記録したほか、ジャイアンツ、ホワイトソックス、エクスポズ(現ナショナルズ)でコーチも務めた。アスレチックスがワールドシリーズを制覇した74年には三塁コーチだった。

アリゾナ州立大とエンゼルスのOBであるバレンタイン氏は、ウィンクルス氏について「偉大な野球人」だとツイート。「私は1973年に彼のもとでプレーした。今日の大学野球からメジャーにストレートで移った最初の監督。プラットホームを築き、野球をスピーディーにしてくれた! RIP(どうぞ安らかに)、ボビー」と追悼した。(AP)