エンゼルスの実況アナウンサーを昨季まで11シーズンにわたって続けてきたビクター・ロハス氏は9日、来る2021年シーズンは実況役を降板すると明らかにした。地元紙ロサンゼルス・タイムズが9日に報じた。

エンゼルス戦で大谷翔平投手が本塁打を放った時の「ビッグフライ、オオタニサン」という決めぜりふは、日本のMLBファンの中でもおなじみとなっていた。

ロハス氏はツイッターを介し、実況役を降りることについてつい最近決心に至ったと述べ、テキサス州在住の家族とより長い時間を過ごしたいこと、また自身が家族と起こしたアパレル関係のネット販売企業「Big Fly」に、より一層力を入れたいことや、初孫の誕生を待っているところであることなども説明した。