大谷くん、熱狂をありがとう！　エンゼルス大谷翔平投手（27）が15日、都内の日本記者クラブで会見を行った。メジャー4年目は打者で打率2割5分7厘、46本塁打、100打点。投手では9勝2敗、防御率3・18、156奪三振と、歴史的な二刀流シーズンを実現させた。会見では「もっとやれる」と、来季以降について語った他、結婚観など野球以外の質問も含め、12のテーマについて真摯（しんし）にこたえた。

【大谷翔平が語った未来、結婚、故郷…／テーマ別一問一答まとめ】はこちら＞＞

－日本ハムは新庄監督が就任。新しい日本ハムへのエールは

栗山さんが辞めるので、そこの寂しさも少しありますけど、単純に面白いんじゃないかなと思います。見ている方も、ワクワクして見る人たちが、野球を知らない人でも、そういう人たちが増えれば、楽しいんじゃないかなと思うので。古巣、古巣ではないとか関係なく、単純に楽しんで見たいなと思ってます。

－日本ハムの監督を退任した栗山さんは、二刀流の理解者であったと思うが、改めて今にどうつながっているか。北海道のファンにメッセージを

本当に栗山さんには感謝しかないですし、あのときいろいろ話して日本ハムに入っていなかったら、こういう形ではここにはいないと思う。寂しい思いはありますけど、長年、頑張ってこられた方なので、今後どうするのかは分からないですけど、ゆっくり、リラックスした時間を過ごして欲しいなと思いますね。その分、僕が頑張っていけたらいいなと思います。北海道のファンの方に関しては、あれ以来、北海道には行けていないので、なかなか直接っていうわけにはいってないですけど、テレビを通じて応援してくれたら、うれしいですし、ファイターズで過ごした5年間っていうのを忘れずに、今後も頑張っていきたいなと思ってます。

－23年に古巣の日本ハムの新球場が完成しますが、その新球場でいつかプレーしたいという考えは

日本ハムファイターズでということですか？　あー今は全然考えていないですね。今はメジャーリーグでやり遂げるということしか考えていないので。そこで出し切ることしか考えていない。これから先どうなっていくかというのは分からないですけど、今はそれしか考えていないですね。