ブルワーズの右腕J・C・メヒア投手(25)が17日、禁止薬物スタノゾロールに陽性反応を示したとして80試合の出場停止処分となった。薬物規定違反でブルワーズの選手に出場停止処分が下ったのは今季これで2件目。

メヒアは昨年11月にブルワーズに加入。傘下3Aで9試合に登板し防御率0・84を記録し、メジャーではここまで2試合に登板し防御率23・14としていた。

クレイグ・カウンセル監督は「この過失は重大な影響をもたらす」と述べ、メヒアが「メジャーの投手として足固めをするチャンスを失うことになる」とコメント。この機会に、自分を向上させるために時間を使ってほしいと話した。

ブルワーズでは今年4月、禁止薬物クロミフェンに陽性反応を示したとして、ペドロ・セベリーノ捕手が80試合の出場停止処分に。こちらもオフにブルワーズに加入した選手だったが、開幕を前に長期出場停止となっていた。なお、セベリーノは昨季終了後に母国ドミニカ共和国に戻った際に、不妊治療に関する薬を医師から処方されたものの、そのなかにクロミフェンが含まれていたことを知らなかったと釈明している。(AP)